ランドクルーザープラドが海外で人気の理由を紹介します。
なぜ、プラドが輸出されるのか?
海外でどの様に使用されるのか?
ランクルプラドの下取りが高い理由がわかります。
輸出規制強化の流れがあり、今後の下取り価格に影響があると言われています。
海外で需要がある理由
ほとんどのランクルを含めプラドは、海外へ輸出されます。
輸出されて海外で活躍します。
アジアやアフリカでは道が整備されておらず悪路に強いSUVが活躍しています。
でも、こちらのブログで紹介したオプションは何に使うのでしょうか?
サンルーフとルーフレールをオススメしてたけど、なぜ?
悪路を走るだけだったら、必要無いでしょう?
そうです。必要ありません。
本当の理由はこれです!
軍事利用される
マシンガンを打つために必要だからです!
え!?マシンガンって思った人もいると思います。
実は中東などの内紛が起こっている地域に輸出され、軍用に使われている一面もあります。
サンルーフは、マシンガンを打つ為に使用します。
図で見れば分かると思いますが、人が乗り出して使用します。
ルーフレールはそのマシンガンを固定する為に使用します。
衝撃が大きいので、車体と溶接してあるメーカーオプションじゃないといけません。
ディーラーオプションのシルバーでは、車体に軽く付いているだけなので、マシンガンの衝撃は耐えれません。
旧型のランドクルーザーでは、海外ではロケットの発射台にも使われています。
その為、ランドクルーザーを輸出する際には、経済産業省の輸出許可が必要になります。
輸出規制強化の流れ
現在、ランドクルーザーを輸出する際には、経済産業省の許可が必要です。
プラドの場合は現在、必要ありません。
ランドクルーザーは車体剛性が非常に優れているので、ロケットの発射台に使用され軍事転用の懸念があります。
その為、経済産業省の定めるリスト規制に該当し、事前に輸出許可が必要となります。
正しくランクルを輸出する場合は、輸入者や使用目的などを事前に経済産業省へ届出を行い、許可を得てからの輸出となります。
不正輸出が横行している
ランクルやプラドは盗難が多い車種の一つです。
盗難車を国内で転売すると、車両ナンバーなどから足がついてしまいます。
その為、盗んだ車両を解体し部品にバラされて海外へ輸出されています。
解体された部品は、輸入国で組み立てられて完成車となります。
港の近くでは、ヤードと呼ばれている塀に囲まれた場所で不正に解体されていると言われています。
第3国を経由してイスラム国へ輸出される場合もあり、全世界で規制強化の動きがあります。
プラド輸出規制強化
現在はランクルしか規制の対象となっていませんが、今後はプラドも規制されると言われています。
これは、全世界でイスラム国への輸出規制による流れです。
ランクルよりは車体剛性が劣るプラドですが、軍事利用されるだけのスペックはあると言われています。
もし、経済産業省が定めるリスト規制に該当となった場合、正規に輸出するには輸出許可が必要となるので、
プラドの下取り価格には影響して来そうです。